西川辺に残るもの

天満の名に、八幡の神

天満神社

村の鎮守、天満神社。甘地駅から市川を渡って東北東へ900mほど、西川辺の集落のなかに鎮座しています。

名前は「天満」——けれど兵庫県神社庁の記録によると、主祭神は応神天皇で、菅原道真は稚産霊神とともに配祀という、めずらしい構成です。天神さまの名を掲げながら八幡の神を主にまつる社。その来歴を語る記録は見つかっていませんが、村の信仰が幾重にも重なってきたことを思わせます。ご存じのことがあれば、ぜひ文箱でお知らせください。

例祭は毎年10月16日。秋には屋台も出て、村がいちばん賑わう季節です。

Google Maps →
学びの始まった寺

長昌寺

天満神社のすぐそば、西川辺77に山門を構える臨済宗妙心寺派の寺、瑞龍山長昌寺。宝暦年間(18世紀なかば)に焼失した瑞龍寺の法灯を継いで開かれたと伝えられています。

明治5年(1872年)、学制発布の年。この寺を仮校舎として、川辺の小学校が産声をあげました。いまの市川町立川辺小学校の、いちばん最初の教室がここです。

のちには市川高等学校の経営母体ともなり、川辺の「学び」はいつもこの寺とともにありました。

Google Maps →
町の文化の、まんなか

市川町文化センター(ひまわりホール)

西川辺715、役場にほど近い一角に建つ市川町文化センター。平成12年(2000年)4月に開館しました。

中心にあるのは、町の花・ひまわりをモチーフにした楕円形の「ひまわりホール」。650席の客席と間口15mの舞台を備え、町の式典やコンサートがここで開かれます。図書館も併設されています。

そしてもうひとつ——『羅生門』『七人の侍』の脚本家、市川町出身の橋本忍の記念館がこの館に置かれています。世界の映画史に名を刻んだ脚本家の原点を、町のまんなかで訪ねることができます。

Google Maps →